病院広報企画賞( 日本HIS研究会)受賞
11月12〜13日、高知市の日本HIS研究会に参加し、
特別賞と病院広報企画賞をダブル受賞いたしました。
あなたは、 番目の訪問者です(11/21/2004〜)
BHI賞は日本HIS研究会(京都)のヘルスケア情報誌コンクールです。BHI賞は日本でもっとも規模の大きい病院広報誌のコンクールで、今年は全国144誌の応募があり、日鋼記念病院(北海道)、日本赤十字医療センター(東京)、聖路加国際病院(東京)、新日鉄八幡記念病院(福岡)等の有名な病院も参加しています。今回で第4回となり最優秀賞は、北斗病院
(北海道帯広市)の「健康サプリメント誌プラザ」が受賞しました。
当院の「かわむらこどもクリニックNEWS」も特別賞を頂くことになり参加致しました。大病院の広報誌はさすがで、ページ数も多く(平均16ページ)、専門の部署で作られるだけあって素晴らしいものばかりでした。当院のみすぼらしい院内報が特別
賞を頂けたのは、10年以上発行している継続性が高く評価されました。
研究会にはもう一つ大きな目玉があり、「病院広報企画賞」が今回から新設されました。この賞は次のように規定されています。「広報誌だけを審査するのではなく、病院広報活動を総合的にとらえてその取り組み姿勢や効果
を評価するものです。言うまでもなく、広報誌を発行することは目的達成のための手段の一つであり、他の広報活動との相乗効果
を含めてその目的がしっかりと認識、実践されて効果をあげているかどうかに焦点を当てて評価します。」。
新設された病院広報企画賞には全国から7施設がエントリーし、ささえあい医療人権センターCOMLの辻本好子氏を審査委員長とした委員会によって、書類による事前審査と広報事例発表会により審査されました。当院では「理念をカタチにするために」というテーマで、「お母さんの不安・心配の解消」の開業理念を掲げた経緯や理念の実践のための院内報「かわむらこどもクリニックNEWS」、「かわむらこどもクリニックHOMEPAGE」、育児サークル「お母さんクラブ」、かかりつけ患者さん専用メール、医学生実習の受け入れなどの活動(開業理念、活動内容:三共株式会社提供)を発表(広報事例発表会レジュメ:PDF156KB)して参りました。
情報誌コンクールの結果は出発する前にすでに明らかになっていましたが、「病院広報企画賞」の発表は翌日の懇親会まで伏せられていました。このような活動に従事している大病院には、発表の時点でもかなり圧倒されました。毎月接遇の講演会を行ったり、患者さんのための勉強会を年間50回以上も開催したり、病院祭には数千人も参加している施設もありました。気持ちとしては、大病院にはかなわないと思っておりました。懇親会の席上結果 が発表され、かわむらこどもクリニックがグランプリを獲得いたしました。評価は満場一致と言うことで、当院の理念に基づいた活動が有機的な繋がりを持ち、継続されていることが評価されました。
小さなクリニックでも、大きな病院と対等に勝負できる場合もあることを確認して参りました。今回第1回目の賞であること、大病院を退けてクリニックが頂いたことに大きな意味と喜びを感じて帰ってきました。表彰式で賞状と賞金を頂くことができ、休診までしてわざわざ高知まで出向いた甲斐がありました。継続は力なりと言う言葉を信じて続けてきた長年の努力が認められたこと、本当に嬉しく思っています。
このような賞をいただけることは、当院のかかりつけの患者さん始め、HPを御覧頂いている方々等、多くの人たちのお陰と思っています。今回の受賞により、多くの方々に支えられていることを、改めて感じました。本当にありがとうございました。
尚、表彰式の模様等は日本HIS研究会に掲載されています。
審査委員長の辻本好子氏からの表賞
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得意満面の川村院長(ダブル受賞)
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入賞者による記念撮影
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