デング熱かも知れないといわれました

Q:現在タイのバンコクで生活しております。  9月7日に5才の長女が突然39.6度の発熱をし、当初は副鼻腔炎との診断を受け、抗生物質、解熱剤、除痰剤をもらいました。4日後の11日には熱は37度台まで下がりました。ところが、9月11日に母親(32才)、父親(32才)も39.9度の発熱があり、母親は呼吸時に胸部に痛みがあり、父親は胸部の痛みと関節の痛みがありました。当初喉の痛みは全くありませんでした。病院では解熱剤と抗生物質をもらいました。また。11日の夜には次女の萌(4才)も発熱、12日の朝には3女の南(1才)も同様に発熱しました。9月14日に母親の血液検査を受けたところ、血小板が1万1千に減少しているとのことで、デング熱の可能性があるとの話でした。デング熱については、蚊から感染すると聞いておりますが、どうすればはっきり確定できるのか、治療はどうすればいいのか、予防はどうすればいいのかについてご教示下さい。尚、9月16日現在では全員37度台に熱は下がっております。
タイ バンコク M.H

A:デング熱は、ウイルスによって起こる熱帯地方特有の病気です。4〜8日の潜伏期の後、急激に発熱し結膜充、血関節筋肉痛、白血球減少が特徴です。多くは、7〜10日で回復し、死亡することなまれのようです。蚊によって伝播されることがわかっています。免疫は残りますが、持続は比較的短いとされています。ウイルスの病気なので、治療は対症療法だ主だと思います。ワクチンが無ければ、予防法はないと思います。こちらで調べたかぎりでは、ワクチンはないようです。


小学校2年の肝炎のことで

Q:はじめまして。小学校2年の次女の肝炎のことでご相談したいことがあるのですが。よろしくお願いします。8/30学校のプールから帰って来て発熱。37度5分。9/5市内にある公立病院に連れて行く。念のためにということで行った血液検査でGOT=79,GPT=355という値が出て、肝炎と診断。肝臓の薬を貰う。9/6〜8熱が上がって来て、39度台が2日間続く。9/9病院で再検査。GOT=102,GPT=161で入院することになる。A,B,Cの肝炎では無いとのこと。入院して肝臓の薬の入った点滴を13日まで行う。熱は下がり、落ち着く。9/20GOT=90,GPT=170代表的な3種類のウイルスの感染を調べたが、反応なしで、ウイルスが特定出来ないとのこと。点滴を止めてからは、錠剤を一つのみ飲んでいる。本人は元気で食欲も有り、自覚症状もないようで有る。この連休は一時外出で帰宅許可が出たが、来週からまた病院に戻る予定。
 学校のかけっこもクラスで一番の元気な末っ子の娘が、肝炎ということで親としては非常に心配です。主治医の先生は肝臓の病気は時間がかかります。気を長くもって下さいと言いますが、近所の人からも病院を代えた方がいいとか妻が言われたようで、このままこの病院で治療を続けた方がいいかちょっと迷い始めています。専門の先生のいる病院を紹介して頂くとか、今の病院で先生を信頼して治療を続けた方がいいとか、何かアドバイスを頂ければ幸いです。
東京小平市 K.F

A:今回の肝炎の原因は、A・B・C型ではないようです。薬物とか毒物が原因でなければ、肝炎の原因のほとんどはウイルスによるものです。たとえば、カゼの時に、肝機能を調べると上昇していることもあります。今回のような場合は、ウイルスによる肝機能障害といったほうが正しいかも知れません。肝炎の治療には、薬物が使われることがありますが、基本的には、安静と栄養です。小生も2年前にA型肝炎で入院しました。状況は、ホームページのCLINIC NEWSの所の「入院」を参照してください。比較的重症でしたが、治療は点滴のみで、薬物の投与はありませんでした。現在は全く問題なく回復しています。
 自覚症状もなく、食欲も良好であれば、回復期だと思われます。今の状態であれば、病院を変えたりする必要はないでしょう。確かに肝機能の改善には、時間がかかる場合もあります。また、専門の病院に行っても同じことです。良質の蛋白を与えて、様子を見てみましょう。確かに安静ということも大事です。しかしこどもの安静というほど難しいことはありません。組織の再生(回復)の能力は、こどもの方が高いのです。できる範囲での安静を保てばいいでしょう。まさか縛っておくわけにもいきませんからね!
 あまり可能性はありませんが、肝機能障害が長く続く場合には、肝臓の直接の検査(生検)が必要なこともあります。そのときには専門の病院で行うことになると思います。
今の症状が大切です。元気で食欲もあるのでしたら、余り神経質にならずに様子を見ていてあげましょう。 


軽いチックではないかということですが

Q:相談ですが、4歳の娘が最近まばたきを多くしています。保育園の先生に尋ねたら保育園でもやっているそうです。軽いチックではないかということです。そこでチックとはどのような時に発生し、経過はどうなのか教えて下さい。治療について家庭での対応等ご指導お願いします。
佐賀県 K.K

A:チックとは、不随意的、常同的な運動です。まばたきが多い、顔をしかめる、せき払いをするなどさまざまです。チックの親御さんは、神経質で、躾けなどに過干渉的で、子どもに対する要求が高いことが多いとされています。また子ども側から見れば、欲求不満や不安の表れのこともあります。子どもの精神状態を汲んであげて、対応してみてください。もちろん甘やかす必要はありませんし、すべて子どもの思どおりというわけにはいきません。またチックに対しては、親も気にする必要もなく、注意もしないで無視してください。注意するとかえって治らなくなることがあります。経過は良好で、ほとんどは自然に良くなっていきます。


小学校2年生女子の乳部しこりについて

Q:現在小学校2年生の女の子の親です。先日娘が入浴の際、左のお乳が膨らんだ、と言ってきました。そこで様子を看てみると、実際には膨らんだわけではなく、乳頭の裏部分に若干のしこりがあることに気が付きました。決して大きくはないのですが、右のお乳と比べると、確かにしこりがあることが分かります。娘は特にいたみは感じていないようですが、一度病院で看てもらった方が良いのでしょうか?友達の親に相談すると、中には同じようなにしこりがある子の親がいて、それによると胸が大きくなる前兆ということなのですが。何しろ小学校2年生であり、早すぎるような気もするのですが。ご相談よろしくお願いいたします。
神奈川県 C.M

A:乳腺の発達には個人差がある為、一概には異常とはいえません。恐らくは発育段階の、心配ないものだと思います。まれに性早熟を来す病気のことがありますが、その場合他のところの変化も同時に見られます。陰毛、生理、乳房の急な増大などがあります。しかし現在のは問題なく、様子を見るだけで良いと思います。


滲出性中耳炎の治療について

Q:4歳 女児 近所の耳鼻科にて滲出性中耳炎の診断を受け鼓膜に小さな穴を開け耳の中の液体を抜く治療を実施しましたが2週間後に再度液体が溜まっています 。今後の治療について教えてください。(再度液体を抜く または別の治療法 等 再度液体を抜く場合鼓膜への影響は無いのでしょうか 将来の聴力への影響 等あわせて回答いただければ幸いです)病院では鼻炎があり扁桃腺が大きいともいわれています
千葉県 M.I

A:滲出性中耳炎は、従来は単なる耳管の通気障害と考えられていましたが、様々な要因が関係しているようで完全な原因究明にはいたっていません。しかし主な原因は、通 気障害なので、風邪や、アレルギー性鼻炎などで悪くなります。(詳しくは、Q&Aコーナーを参考にしてください。)治療法もいろいろで、液体の貯留によって鼓膜の動きが悪くなる場合は液体の排除が必要です。排除方にも、穴を開ける場合や、チューブをおくもあります。専門ではないのですが、鼓膜は再生能力が強いため穴を開けてもふさがりますので大丈夫だと思います。小児では顔面 の発育上、鼻腔や時間がつまりやすいため、多くのこどもに滲出性中耳炎の傾向があると言われています。しかしほとんどは8〜10才ぐらいまでには見られなくなります。つまり自然に治ることが多いのです。大事なことは、親御さんが治療法を信じてその病院に通 うことです。そのためには、インフォームド・コンセントといわれるように、説明を受け納得する必要があると思います。疑問をはさみながら、こどもの治療を受けることは避けたいものです。


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