小学校低学年のおねしょについて
Q:4歳の次女(H4.3.19生まれ)は、発音がはっきりしません。サシスセソが言えず”イシカワ
アンナです”が”イチカワ アンナでちゅ”といゆふうに赤ちゃんことばから卒業できません。舌の動きを注意して見てみると通
常下の歯の裏側に舌がつくところが上顎に舌がつくため”シ”が”チ”になってしまいます。お医者さんに見て貰った方が良いのか、もう少し様子を見た方が良いのか迷っています。アドバイスをお願いします。
東京都世田谷区 K.I
A:この文章だけ見れば、様子を見て構わないと思います。知的な部分について触れていないのですから正常と考えられます。また聴力についても特に記載がないので正常と考えられます。この両者が問題なければ、大丈夫でしょう。
遊びながら、発音の練習をすることがいいかも知れません。但し決して焦ったり、叱ったりしないようにしてください。
Q:先日ラジオで足の裏にほくろがあると100%皮膚ガンと言っていたのですが,子供の足を見たところ小さなホクロがあったのですが,一度皮膚科に行った方がいいのでしょうか?ちなみに,子供の年齢は2歳8ヶ月です。(女の子です。)
よろしくお願いします。
東京都江戸川区 M.M
A:こどもの場合は、あまり心配ないことの方が多いようです。短期間に大きくなるとか、盛り上がってくるとかがなければ、まず大丈夫でしょう。心配な場合には、皮膚科を受診してみてください。
Q:本日は私の息子(2才4ヶ月)の事で御相談したい事がありましてmail させて頂きました.息子は昨日より39.5度前後の熱を出しており,座薬を入れても熱が下がらない状態です.(約1日が経過,食欲はプリンを食べる程度)今までの発熱のケースでは座薬で大抵は熱がさがっておりました.今朝方,病院に行きましたが,
内診の結果「たぶんウイルス性の風邪でしょう, 座薬を入れても子供を苦しめる結果
となるだけだから, このまま2〜3日様子を見ましょう」との診断でした(妻より).座薬を入れて子供を苦しめる結果
とは,どういう事が想像できますでしょうか?また,こうしたケースでの処置として何が考えられますでしょうか?
頭は冷やした方がよい? 部屋のクーラーは?その他,アドバイスがありましたら御願いします.
兵庫県神戸市 T.M
A:お急ぎのようなので、手短に返事します。
医師それぞれ考え方が違います。小生の考え方は、ホームページの記事を参考にしてください。坐薬を入れてこどもを苦しめるというのは、あまりないことと思います。あるとすれば、嫌々入れることか、下がるとまた上がってくるので苦しめることになるのかだと思いますが。小生の考え方は、坐薬はできるだけ使わないほうがよい、しかし熱による苦痛を取る目的なら、かまはないというものです(鎮痛剤と同じ使い方です)。熱によって苦しんでいるのなら、苦痛を取る目的として使ってあげてよいでしょう。
T.M>こうしたケースでの処置として何が考えられますでしょうか?
熱の勢いが強いとき(病気が思いのとは違います。)には、同じ解熱剤を使っても熱が下がらないこともあります。もちろん倍量
を使えば下がりますが、そう言うものではありません。先生に見てもらっていれば、重い病気化の区別
はつきます。風邪であれば、脳に障害を残すこともありません。本人を楽にしてあげるように対処してください。
T.M>頭は冷やした方がよい?
苦しそうならしてあげてください。起きてテレビを見ているようなら必要ありませんが、大人が気持いいことはこどもでも同じです。寝たら冷やしてあげてください。
T.M>部屋のクーラーは?
熱が急に上がるときは、手足がつめたくなり、寒気がするものです。そのときは暖めてください。熱が平衡に達すると手足も温かくなってきます。そのときは涼しくしてあげてください。
T.M>その他,アドバイスがありましたら御願いします。
風邪であれば高熱はあまり心配しなくても結構です。但し随伴する症状に注意を向けてください。症状が重ければ、風邪以外かも知れません。そのときは、かかりつけの先生に相談してみてください。(本当はこの質問は、かかりつけの先生が答えるものです。)
あとは水分を多めに与えてください。食べられないのは当たり前です。むりやり食べさせるより、飲み物を中心に与えるといいでしょう。
Q:子供が「ようれん菌」におかされていると聞いてきました。どんな病気か、また、治療方法を教えて頂けないでしょうか。
三重県名張市 I.K
A:ようれん菌とは、溶血性連鎖球菌の略です。実際には扁桃炎(扁桃腺炎)が多く、喉の痛み、発熱があります。特徴的なのは、発疹(赤いぶつぶつ)がでて、舌が苺のようになることです。これだけでなく大事なことは、その後に腎炎やリュウマチ熱などを起こすことです。その予防のためには、治ってからも予防的に薬をのむ必要があります。かかりつけの先生の指示どうりにしてください。
詳しくは、小児科ミニ知識の溶連菌感染症のページを参照してください。