かわむら こども クリニック NEWS  平成6年1月号


テレビ出演が決まりました

 院内の案内でもお知らせしているように、2月4日(土)に東北放送で13:30〜14:00まで、「すこやかさん こんにちわ」が放送され、小生が「こんなとき どうするの」という題でテレビ出演します。大きく分けて、お母さんたちの心配する症状についてその考え方や対処の仕方、予防接種に対する考え方、小児科へのかかり方について話します。
 テレビの打ち合わせというのはなかなか大変で、1月20日の忙しい診療終了後、約3時間にわたって、ディレクターと話し合い(原田さん有難うございました)、次の週にビデオ撮りと結構忙しいスケジュールをこなしてきました。翌日には台本が送られ、本当にテレビに出るのだなあと、やっと実感が沸いてきたのと同様に不安が高まってきました。日立に居たとき、市報の一面に乗ったりラジオに出演したりはありましたが、もちろんテレビは初めてのことです。1月23日には東北放送に行って、台本を参考にして時間合わせを行い、30分番組なのに、終わったのはなんと11時半過ぎでした。ディレクターとアナウンサーの才能に、全く舌を巻いて帰ってきたのでした。その晩は遅くまでかかったせいでしょうか、何となく興奮して眠れない一夜となりました。
 そして25日はビデオ撮りの日です。日中からそわそわのしどうしでした。きっとお母さんたちの中にも、なにか変だと気付いた人がいたかも知れません。そしていよいよ東北放送です。7:30分についてまず食事、その後なんとメークをしたのです。メークと言っても、美容師さんが係きりになってくれるスターとは違い、茶色のファンデーションをさっと塗り、髪を少し撫でるだけのものでした。もちろん内心がっかりしたのは、御察しのとうりです。
 次はカメリハ、もちろんカメラリハーサルの略で、本番の時間どうりに練習することです。なんと台本は、分ではなく秒刻みで進行が書いてあり、すべてを時間が支配している、全く驚異の世界です。あがってしまって何もいえないなどという不安も、始まってしまってからは、全く嘘のように忘れてしまい、アナウンサーのかじ取りでなんとか乗り切った次第です。(郡さんそしてスタッフの皆さん有難うございました)ともかく、まず第一に考えたのは、なるべく台本を見ないということで、いい男に写っているかどうかなどは、考えも及びませんでした。果たしてうまくいったかは、放送を見てのお楽しみというところでしょうか。終わってから、スタッフにほめられましたが、当然社交事例ということで実感としては沸いてこず、早くその場から逃げたい気持でいっぱいでした。
 興味のある方はご覧になって、感想を投書していただければ幸いです。
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