かわむら こども クリニック NEWS  平成16年 12月号


病院広報企画賞 受賞

 11月12〜13日の休診では、皆様には大変御迷惑をお掛けしました。お陰で、日本HIS研究会参加のため高知県へ行くことができました。
 日本HIS研究会のヘルスケア情報誌コンクール(BHI賞)の受賞が目的でした。BHI賞は、全国144誌が応募し、有名な病院では、日鋼記念病院(北海道)、日本赤十字医療センター(東京)、聖路加国際病院(東京)、新日鉄八幡記念病院(福岡)等も参加しています。今回の第4回の最優秀賞は、北斗病院 (北海道帯広市)の「健康サプリメント誌プラザ」が受賞しました。当院の「かわむらこどもクリニックNEWS」も特別 賞を頂くことになり参加してきました。大病院の広報誌はさすがで、ページ数も多く(平均16ページ)、専門の部署で作られるだけあって素晴らしいものばかりでした。当院のみすぼらしい院内報が特別 賞を頂けたのは、10年以上発行している継続性が高く評価されたのです。
 今回の研究会にはもう一つ大きな目玉があり、病院広報企画賞が今回から初めて設定されました。この賞は次のように規定されています。「広報誌だけを審査するのではなく、病院広報活動を総合的にとらえてその取り組み姿勢や効果 を評価するものです。言うまでもなく、広報誌を発行することは目的達成のための手段の一つであり、他の広報活動との相乗効果 を含めてその目的がしっかりと認識、実践されて効果をあげているかどうかに焦点を当てて評価します。」。新設された企画賞には全国から7施設がエントリーし、書類による事前審査と広報事例発表会により審査されました。当院では「理念をカタチにするために」というテーマで、開業から「お母さんの不安・心配の解消」の理念を掲げた経緯や理念の実践のための院内報「かわむらこどもクリニックNEWS」、「かわむらこどもクリニックHOMEPAGE」、育児サークル「お母さんクラブ」、かかりつけ患者さん専用メール、医学生実習の受け入れなどの活動を発表してきました。
 情報誌のコンクールの結果は出発する前にすでに明らかになっていましたが、会の演出上、病院広報企画賞の発表は翌日の懇親会まで伏せられていました。広報事例発表会にエントリーしている施設には大きな病院も多く、多彩 な活動が行われていて、発表の時点ではかなり圧倒されました。懇親会の席上結果が発表され、なんと当院が病院広報企画賞を獲得いたしました。今回、第1回目の記念すべき賞であること、並みいる大病院を退けて小さなクリニックが受賞できたことに大きな喜びを感じて帰ってきました。賞状と賞金まで頂くことができ、休診までしてわざわざ高知まで出向いた甲斐がありました。継続は力なりと言う言葉を信じて続けてきた長年の努力が認められたこと、大変嬉しく思っています。
 このような賞をいただけることは、「かわむらこどもクリニックNEWS」を愛読して頂いている患者さん、「お母さんクラブ」の会員の皆さん、メールをくださる方々だけではなく、かかりつけの患者さんやスタッフを含め、多くの人たちのお陰と思っています。今回の受賞により、多くの方々に支えられていることを、改めて感じました。ありがとうございました。

審査委員長 辻本氏
院内の掲示
得意満面の院長


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