かわむら こども クリニック NEWS  平成12年 9月号


外来小児科学学会に参加して

 今回皆様には大変御迷惑をおかけしましたが、学会に出席し有意義な一日を過ごすことができました。全てが初めてで出席前より緊張してしまい、実際の発表では聞き手に上手く内容を伝える事が出来たかを心配しましたが、最後の質疑では的のはずれた質問もなく、ホッとしたのが本音です。アンケートをまとめ統計をとったり、慣れない事ばかりで川村先生には最初から最後まで御指導頂き、改めて川村先生の偉大さを痛感しました。午後からは「乳児健診及び育児指導におけるスタッフが支援できる工夫について」をグループでデイスカッションしました。話し合いの中で、全てにおいて患者さんを否定してはいけない、広い目で周りを見ることが出来るよう私達が少しずつ窓口を広げてあげる事の重要性や。軽い症状で来院した患者さんには「よく気付いたね」と優しく声を掛けるなど、共感したり今までの自分を反省したり、とても貴重な勉強会となりました。皆様には御迷惑をおかけしてしまうと思いますが、機会がありましたら是非また参加させて頂き、広い視野で物事を見る事が出来て患者さんに支援出来るよう努めたいと思います。   中米 由美子

 今回2日間に渡り、初めての小児科学会に参加させて頂きました。1日目は「乳幼児個別 検診及び育児指導におけるスタッフが支援できる工夫」という会に参加し、お母さん方が疑問に思っていることをパンフレットにするなど、参考になる意見をたくさん聞く事ができました。2日目には、「SIDS(乳幼児突然死症候群)の家族への対応〜突然子供を亡くした家族の気持ち本当にわかりますか〜」ということで、SIDS家族の会の方々よりお話を聞かせて頂きました。想像も出来ないほどの辛い過去を、私達の為にお話し頂いた事、本当に感謝しています。この会に参加して一番感じた事は、:言葉・態度:というものの怖さや優しさでした。ほんの1言で、人を傷つけるには充分なほどの凶器にもなり、逆に傷ついた心への薬にもなるのだということを改めて考えさせられました。人を思いやる気持ちを忘れず、様々な気持ちを受け止める事ができる看護婦でありたいと思います。   茂木 玲子

 今回大宮で学会が行なわれ、全てが初めてでしかも全国でも有名な「かわむらこどもクリニックのスタッフ」という看板を背負っているような緊張の中で参加してきました。私の直接参加したホテル職員による接遇研修では言葉遣いや挨拶、接客態度など基本的なお話しでしたが相手にどんな印象を与えているのかという、自分の言動について改めて見つめ直すいい機会となりました。そしてホテル職員のサービス精神に学んだ目配り、気配り、心配りと温度の伝わる言葉を上手く使える努力が大切だと思いました。二日目のミスやクレームについての討論会では、他の病院の貴重なお話を聞くことができ私は改めて「うちは理解ある患者さんに支えられている」と実感してきました。 この二日間の貴重な体験を活かし、これからの受付事務としての在り方を見直しながらクリニックのもう一つの顔となっていきたいと思います。   三浦 絵里子

  今回、初めて学会に参加しました。私が想像していた堅苦しいイメージとは違ってとても参加しやすいものでした。ホテル職員による接遇研修では、お客さんとのコミュニケーションは笑顔が大切だということ・接客にあたっては、視線(目と鼻を結ぶ三角形のところ)表情(心からの笑顔)姿勢(背筋はまっすぐ伸ばす)お辞儀(通 常30度、すれ違いの会釈15度、最敬礼45度)という態度で臨むと教えてもらいました。待合室で子供を飽きさせない工夫では、季節ごとに壁をディスプレイすること・絵本や紙芝居を読んであげたりすると良いということでした。また、オモチャなどの衛生管理について話し合うこともできました。これからは、少しでも時間を作って季節ごとに壁を飾っていきたいと思いました。この学会で得ることができた事はこれからに活かしていきたいです。   福地 あさか        


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