広島で開催された十四大指定都市医師会連絡協議会参加のために、10月17日〜18日お休みを頂きありがとうございました。休診とは知らずに来院した方もいたと思います。ご迷惑をかけたお詫びの印として、協議会を旅行記風に紹介します。最近旅行記が多いのは、ネタ切れのためかもしれません。

　16日午後休診を利用し、13:30はやぶさで東京へ。15時過ぎには東京駅から浜松町、東京駅開業百周年特別仕様車に出会えたのはラッキー。モノレールで羽田空港、広島行きのフライトは17:15。いつも思うが東京から広島まで飛行機が仙台人の常識。移動を考えれば新幹線を乗り継いだ方が早いかも。フライト待ち時間ですることがないのでコーヒー飲みながらのセルフショット、フライト30分遅れで、やっとの思いで広島空港に。まずは腹ごしらえ、グルメ第1弾は「五エ門の広島焼き」で満足。リムジンバスまで15分遅れてホテル着は22時。一日がかりの大移動で、ちょっと早めのおやすみなさい。

　17日は空白の一日にと思ったが、記事ネタがあったので批判を覚悟でちょっとだけ紹介。実は広島カンツリー倶楽部八本松コースでのゴルフ。平日なので、ちょっと触れにくかった。朝の集合に3分遅れで、会長ら全員そろって自分は最後。かけられた言葉は「先生はB型」。これには返す言葉もなかった。落ち着かない気持ちが、あとでとんでもない事件を。ゴルフスコアには触れず、最高の秋晴れでした。さて風呂にも入りさっぱりし、最後に貴重品ボックスに。暗証番号を押して扉を空けると、背筋が凍ってしまった。入れたはずの財布がない...。まさか盗まれた訳ではないとテンパってしまいフロントへ。「川村様ですね。財布はボックスの上に置いてありました」。確かに入れたと思いながら、財布が見つかった安心と恥ずかしさで何ともいえない気持ち。夜は昨年訪れた「鮨紀廣」で、グルメ第2弾。瀬戸内海の素材を活かした美味しいお鮨を堪能。さて帰りのタクシーを止めてみたら、何と変わったタクシー。広島カープの外装、内装は選手のユニホーム、運転手さんまでユニホーム姿。さすが熱狂的が多い広島と。たまたま拾ったタクシーが広島で1台だけと、不思議な偶然に感謝して運ちゃんと記念撮影。何かすごくラッキーという思いの中で熟睡。

　18日の協議会は午後から、お土産を探しに広島駅へ。お昼はグルメ第3弾「ばくだん屋の広島つけ麺」。さっと済ませた昼食の後は、これからが本番。参加分科会は、“救急医療の現状と課題”。大都市における救急となると、必ず小児救急が問題になる。仙台市医師会救急担当理事が指定発言。“何かあったら先生に振るから” と前席でスタンバイ。言葉通り、小児救急医療の問題点を振られて、新仙台市立病院における1~3次小児救急の意義について完璧にコメント。他の理事からお世辞ともつかない、“先生しかできない素晴らしいコメント”と高評価。終了後のイベントは宮島往復の「銀河クルーズ」。夕焼けがとてもキレイだったが、宮島は真っ暗。続いての懇親会では、コース料理以外にカキフライ、広島焼き、小鰯の天ぷらの屋台が並ぶ。アトラクションは神楽"八岐大蛇"。ついでに衣装を身につけてみたら、重いこと重いこと。でもばっちり写真はゲット。

　19日の基調講演は横倉日本医師会長による「日本医師会の医療政策」。特別講演は呉市海事歴史科学館、通称大和ミュージアム戸高館長の「戦艦大和を通しての平和の大切さを考える」。年間100万人の来館者がある日本有数の博物館。なぜ大和はひとの心を惹きつけるのか...。当然のことながら、館長といつものポーズでツーショット。ホテル内でグルメ第4弾「広島焼き」を済ませた後は予定通り大和ミュージアムへ。ところが大きなトラブルに巻き込まれることになるとは...。事前にタクシーを手配し、まずは大和ミュージアム・てつのくじら館へ。見学終了して電話すると、エンジンがかからず動かないと...。止めてあるところまで歩いていくと、代車を手配中とのこと。ところが手配がつかず、別なタクシーを探して乗り換えることに。乗り換えたのはいいが、これからがまたまた長い...。結局は、運がいいのか悪いのか、最初のタクシーで空港に着くことになった。支払いの金額など、ことの顛末は書ききれないので、後日ブログで紹介予定。広島での最後のグルメ第5弾はカキフライ御膳。広島の牡蠣にしては小ぶりで味も濃厚。帰りは広島から仙台までひとっ飛びで無事到着。

　筆舌に尽くし難いほど、いろいろなことがあった広島行き。文中に出てきた写真含めた詳しい旅行記はブログで紹介予定なので、乞う御期待。このように余裕を持って学会に参加できるのも、皆さんのご理解とご協力のお陰です。ありがとうございました。